2019年敬请关注!
简介:芸者・赤坂育子(79)。長年、東京・赤坂の宴席を艶やかに彩ってきた。若手の芸者が舌を巻く踊りと、徹底した気遣いで、石原裕次郎や岸信介などそうそうたる大物たちをとりこしてきた。2016年には芸者として初めて旭日双光章を授章。まさに花柳界の生ける伝説だ。 芸者一筋62年、いまなお現役で活躍する育子は、生活すべてを芸者の道に捧げている。自宅を稽古場にし、親子ほど年の離れた芸者衆とともに踊りの鍛錬を欠かさない。食事や掃除、朝起きてから夜眠るまで、1分1秒が芸者としての仕事と語る育子。79歳、体調は万全ではないが、お座敷では全身全霊をかけ、客をもてなしていく。 だが、芸者を取り巻く環境は年々厳しくなっている。料亭の数も減少傾向にあり、働く場所が失われつつある。そんな中育子は、今年3月の春の大宴会に向け、後輩の芸者たちに、新作の踊りで挑もうと提案した。しかもそれは、後輩たちが経験したことのない難題—— そこには、育子が次世代の芸者たちに伝えたい思いがあった。昭和・平成・令和をひた走る芸者の生きざまに迫る。…