2006年敬请关注!
简介:亡くなった両親の代わりに3人の幼い弟妹を育てている18歳の女子高生・海野幸(相武紗季)は、兄・家康(荒川良々)が作った2億5千万円の借金を返済するため、プロのテニスプレイヤーになることを決意。幸は中学時代の先輩・圭一郎(田口淳之介)の母である鳳唄子(片平なぎさ)から、唄子の宿命のライバル・竜ヶ崎花江(渡辺えり子)のひとり娘・蝶子(小林麻央)のデビュー戦で勝つことを条件に、プロデビューをバックアップしてもらうことになった。 よき理解者である賀来菊子(夏川純)や想いを寄せる圭一郎、借金取りの桜田(宮迫博之)らの協力を得て、ついに蝶子との対決を迎えた幸だったが、きわどい判定で惜しくも負けてしまう。しかし、ここで引き下がるわけにはいかない唄子は、幸に新しいコーチをつけ、さらに過酷な練習を課すことを決意。その翌日、新しいコーチが幸の前に現れた…。 幸の前に現れた新しいコーチとは、“教え子にわいせつ行為を働いてテニス界から追放された”という噂のあるサンダー牛山(笑福亭鶴瓶)だった。幸はその牛山とともに、蝶子の出場が決まっているUSオープン予選出場権と賞金500万円のかかった大会・クレオパトラ杯での優勝を目指すことになる。 だが、牛山から命じられた練習とは、あくる日もあくる日も空き地で草むしりをすることだけ…。そんな幸を心配して様子を見にやってきた圭一郎は、どんなに苦しい状況下でもクレオパトラ杯、全米オープン、さらにはウインブルドンを目指して前向きに頑張る幸に感化され、自分もプロのテニスプレイヤーになることを決意する。 それは、鳳財閥を継ぐことを望む母・唄子への初めての反抗でもあり、自分の意思を貫いた行動でもあった。デビュー戦は、幸の試合と同日に開催される国際バッカス杯。圭一郎もまた、プロデビューに向けて猛練習を開始する…。 そんな矢先、家賃の更新料を払えずにアパートを追い出されてしまった幸は、仕方なく牛山の小屋で暮らし始めることに。やがて、草むしりをした空き地には、手作りのコートが完成する。久しぶりにラケットを持ち、コートで菊子とラリーを行った幸は自分の体の変化に驚く。 「足がすごく軽い…!!」 それは、ひたすら草むしりばかりをさせる牛山のトレーニングに不満を持っていた幸が、牛山の“意図”に気づいた瞬間だった。こうして弱点を鍛え、また、牛山との強い信頼関係を築きはじめた幸は、試合に向けて着々とコンディションを整えていくのだった。 そして迎えた、クレオパトラ杯当日。順調に勝ち進む幸に、さまざまなプレッシャーがのしかかる。さらに、牛山からの予期せぬ“八百長”の提案が、幸を大きく戸惑わせることに…。一方、万全のコンディションでバッカス杯に臨んだ圭一郎にも、ある変化が起こりはじめていた…!! はたして2人はどうなってしまうのか? 最後に待ちうける、衝撃の結末とは!?…