猪的报应

  • 小澤征悦 あめくみちこ 上田真弓
  • 120分钟
  • 沖縄浦添市。豚小屋で生まれた過去を持つ正吉は、19歳… 沖縄浦添市。豚小屋で生まれた過去を持つ正吉は、19歳の大学生。彼がいつものようにスナック・月の浜・で泡盛を飲んでいると、突然、トラックから逃げ出した豚が店に飛び込んできた。店のネーネー(お姉さん)であるミヨ、暢子、和歌子の3人は大騒ぎ。中でも和歌子は豚に襲われ、マブイを落として(気を失って)しまうのであった。それから数日後、豚がもたらす厄を落とす為、彼らは正吉の生まれ故郷である神の島・真謝島へ厄払いに出かけた。真謝島へ到着した一行は、正吉の知り合いの民宿に投宿。その夜は、みんなで飲んで乱痴気騒ぎを展開するが、民宿のおばさん・カメがベランダから落ちて入院してしまう。さて翌日、土砂降りの雨に見舞われて厄払いは中止になった。暇を持て余したネーネーたちは、民宿の主人が提供してくれた豚を調理する。ところが、その肝(チム)にあたって寝込んでしまうのだった。またしても豚の厄に見舞われたネーネーたち。お陰で正吉は大忙し。中でも一番症状の酷いミヨを背負って診療所へ運んだり、彼女の下の世話をさせられたりと酷い目にあう。しかし、暫くするとみんなの病気は完治した。島を出る日、正吉はネーネーたちに一緒に父のウタキ(御嶽)に詣でてくれるように頼んだ。実は、正吉には別の目的があったのだ。それは、海で死んだ正吉の父の骨を拾うこと。海で死んだ人間は、島のしきたりで12年間埋葬することが出来ない。そして12年目の今年、正吉は父の遺骨を風葬地に見つけ、そこにウタキを作ったのだ。死んで神様になった父なら、豚の厄を落としてくれるに違いない。ネーネーたちを説得した正吉は、彼女らと父のウタキへ向かう。

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